リベルサスは、「GLP-1受容作動薬」という種類の薬剤で、主に糖尿病や医療ダイエットで使用される薬剤です。
GLP-1受容作動薬として広く認知されている薬剤です。
ウゴービは、リベルサスと同じ有効成分を含んだ「肥満症」を対象とした「週1回の皮下注射薬」です。
GLP-1とは?
食後に血糖値が上がったとき、小腸から分泌されるホルモンです(痩せホルモンといわれています)
体内ではGLP-1は分解酵素によって分解されてしまいますが、”GLP-1受容作動薬”は分解されにくい構造になっていて、
長い作用時間を実現した薬剤です。
・満腹中枢に作用し、食欲を抑える
・胃の蠕動運動を抑えてくれる = 過食の防止
・褐色脂肪細胞に作用し基礎代謝量が上がる といった作用が期待できます。
ウゴービの種類
ウゴービ皮下注には、ペン1本に1回分の薬液が入っているSDというタイプと
1本に4回分(約1か月分)の薬液が入っているMDというタイプの2種類があります。
⚠️当院は“MDタイプ”のみの取り扱いです!
MDタイプのメリット
・1本で4回分の薬液が入っている
・保管スペース、持ち帰りの負担軽減
・注射針が小さく、使用後医療機関に持っていきやすい
・細い針(34G)を使用している
・約15年の実績
・SDタイプに比べ1回当たりの費用が安い
ウゴービの使用感
食欲や胃の蠕動運動を抑制する作用によって、このような使用感を感じる方が多いようです。
・少食になった
・間食、空腹が気にならなくなる
・飲酒の量が減った
その為、きつい運動、辛い食事制限などをせず、体重減少の効果を得ることができます。
副作用について
胃のムカムカ、嘔気、お腹の張り、頭痛、便秘 といった副作用の報告があります。
血中濃度が安定してくると、副作用は感じにくくなります。
| 商品名 | ウゴービ 0.25mg / 0.5mg / 1.0mg |
| 特徴 | 効き目が長く続く |
| 使い方 | 週に1回自己注射 毎週同じ曜日の同じ時間帯に 投与するのが望ましい |
| 主な副作用 | 胃腸症状(吐き気・下痢・胃のむかつき 等) |
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